コンクリート製貯水槽はセメント等に含まれるアルカリ分(主にナトリウムとカリウム)とある種の骨材構成物質が長期にわたり化学反応(アルカリ骨材反応)を起こし、コンクリートやモルタルに有害な膨張を生じ、クラックが発生します。
さらに、コンクリートが絶えず水の中にある場合、クラックより長期間水酸化カルシウムが溶け出し浸食されます。
そこで、コンクリート製水槽の中に新たに
FRP製一体物水槽を形成した複合構造の水槽にし、水槽強度・耐久性を格段に向上させ、さらに完全防水なので貯水を衛生的に保ちます。
コンクリート水槽リフレッシュ工事とは?(FRP樹脂ライニング工事)
コンクリート水槽リフレッシュ工事の特徴
1.FRPライニング工法であるので、他のいかなる改修工法に比較して最も耐久性が良い。

2.FRPとコンクリートとの完全密着工法であるから、コンクリートとFRP板との間に結露が発生する余地が無い。
特殊プライマー使用によって、剥離・クラック等が発生しません。

3.タンクの形状に応じて、密着・結合・施工するため、
貯水量の減少が生じず、従来通りの水槽の確保が出来ます。

4.抗菌トップコート樹脂による完全平滑仕上げの為、カビやバクテリアの発生を完全に押え、汚れが付着しにくく、以後の清掃が容易になり清掃効果も高くなり、衛生的な飲料水を確保します。
施工前
施工後